【+3】「1991年」
自殺者と意識の同化をしてしまった実話怪談ですね。体験者の憂鬱さも旨く描かれていて重い空気を感じることが出来ました。出だしもタイトルも良かった。ただそのイメージのまま最後までいけなかったような(^^;
女を見た後の怪異な現象は、体験者が精神的に参っていたと書かれているので、そのまま受け取っていいのかどうか微妙なところがありました。それとこれはマニアとして気になったのですが「女の人は濡れていなかった」の描写なのですが、雨が降っていたわけだから、その雨が女にどのように当たっていたのかに興味が沸きました。例えば雨が弾けて濡れないとか、雨が突き抜けて濡れないとか。雨の中を歩いてきたはずなのに、濡れていない女の話は聞いたことがありますが、雨の中で立っているのに濡れていない女の話ははじめて聞いたので貴重な目撃談だと思えるからです。詳細が書かれていたらそれだけでご飯二杯はおかわりできたのに(^^残念。
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